その後、地下一階でウール素材を大雑把に選別した後、一階に戻り、スーツ素材にコーディネートするブラウスは・・と、目を棚に向けると、ルチアーノが、「待っていました!」とばかり、その棚からミラノのテイスト溢れるシルクデシンやシフォン素材を、次から次へと運んできてくれる。
今回は他のスタッフも協力してくれるので、とても助かる・・。色調や柄のコーディネートがミラノらしく、徐々に構成されてくる。その作業がこちらに来る理由の一つでもある。私にとって、彼らは素材に関する心強いパートナーである。
更に、銀座のサロンのお客様の個別なオーダーに応える素材を選別する。お客様おひとりお一人の顔を思い浮かべてイメージしてゆく。これは緊張するも、又楽しい作業である。
ルチアーノとの充実した資材選別を終えた後、近くにとても素敵なアクセサリー工房を発見した。これは偶然の出会いであるが、担当のシニョーラは、とてもセンスがよく、我々日本人の肌の色、体型および感性を上手く捉え、次から次へと、クラシックな中にも、モダンなミラノテーストがちりばめられている、バッグ・アクセサリーなどを提案してくれる。
またまた、創作に関する心強いパートナーをミラノで発見して嬉しくなる。 |